ボランティア活動テーマに発表
若者フォーラムで青年部会員
リード1年間取り組んできたボランティア活動をポスターセッション形式で相互に発表し合う「若者フォーラム」(茨城県青少年育成協会主催)が2月23日、水戸市宮町のホテルレイクビュー水戸で開催されました。本年度の「若者活動応援事業」に選定された茨城県連青年部を含む19団体の関係者約100人がグループに分かれて参加。茨城県連からは青年部会員が「アジアをつなぐボランティア活動」をテーマに発表しました。
開会式の後、「支援の仕方はひとつじゃない!ウサヒ流まちおこしのススメ」の演題で山形県朝日町を拠点として活躍する地域振興サポート会社「まよひが企画」代表佐藤恒平氏の講演が行われました。地域振興について、成功事例のプロセスを模倣しない独自の実践的活性化手法「非主流地域振興」の理論やそれに基づく実践など、地域おこしの「○○しなければ!」にとらわれない自由な発想やアイデアを形にしていく活動が紹介されました。
ポスターセッションでは、参加者全員が22のグループ(1グループ4~5人編制)に分かれて所属団体の活動発表など、熱心な意見交換がされました。茨城県連からは青年部の村田るつきさんや石間美穂さんらが「アジアをつなぐボランティア活動」をテーマで発表。昨年11月3日に青年部員と地域ボランティアの方々やアジア諸国からの技能研修生が実施した鉾田市グリーンロード清掃活動、第22次ベトナム友好訪問団に託したフエ外国語大学とフエ子どもの家への絵本や文具遊具、衣類などと義援金のプレゼント、今年2月19日鉾田市立旭西小学校で実施した国際理解教室など、青年部が主体となって取り組んだ活動の様子を伝えました。
フォーラムは選定団体の代表者で組織された実行委員会が企画運営を行い、司会担当が高校生であることやポスターセッション進行を大学生が務めることなど、若者の積極的な姿が随所にみられる運営となっていました。