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新会長に山口やちゑ氏選出

第51回県連総会開く

日本ベトナム友好協会茨城県連合会(齋藤平会長)は6月22日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館分館集会室で第51回総会を開きました。会員、来賓ら75人が出席し、新年度の活動方針、収支予算などを原案通り承認したほか、友好運動を通し世界平和を発信する総会宣言を採択しました。役員改選では新会長に前茨城県副知事で県歴史館館長(現県連参与)の山口やちゑ氏、新副会長に関彰商事社長の関正樹氏を選出する新体制をスタートさせました。

総会は砂川豊朗副幹事長の司会で開会。池田勇夫幹事長が開会の辞を述べ、あいさつに立った齋藤会長は「昨年はベトナム政府から友好勲章を受章。また、東京のベトナム大使館との連絡体制をより緊密化し、来日するベトナム行政幹部やベトナム日本友好協会首脳との懇親協議、ハノイでの国交樹立45周年記念祝賀式典への招待参加など活動も拡がっております。引き続きご支援を」などと訴えました。

続いて、大井川和彦知事(代理・矢口和博県民生活環境部長)、田所嘉徳衆院議員、上月良祐、岡田広、郡司彰、藤田幸久各参院議員、高崎進県議、田谷武夫日本共産党県委員長、高橋靖水戸市長(代理・鈴木吉昭市民協働部長)、佐藤光雄前県議が来賓あいさつ。来賓紹介、古田元夫本部協会会長のメッセージ披露などがありました。

議案審議に先立ち、議長に中川喜久治会長代行を選出。議事は2018年度活動報告、収支決算報告、監査報告と2019年度の活動方針、収支予算、規約改正、役員人事、総会宣言の8議案。村田みのり、海老根巌、大場和男事務局各次長、飯塚仁事務局長、中山敬二監査役、小野昭夫副会長、谷田部悟幹事がそれぞれ報告・提案などを行い、審議の結果、拍手多数で全議案を承認しました。山口新会長は新旧役員あいさつの中で、「茨城県連の50年を超える友好運動の歴史に敬意を表します。新しい役員構成の中で新しい時代に向けた友好協会の活動に取り組んでいきたい」と述べました。

事業計画としては、▽在日ベトナム人とのいちご狩り▽青年部、会員を中心にした友好訪問団の派遣▽駐日ベトナム大使館との積極的な交流▽新春の集いの開催▽友好団体やジェトロとの事業協力▽県の事業への協力▽茨城県ビジネス懇談会の開催などを決めました。
総会は今木周平副会長の言葉で閉会。会場を移した懇親会で出席者は山口新会長らを囲み懇談しました。